シンプルな服のイメージは両極端に分かれます。
ひとつは定番で王道
そして、もうひとつは地味でおもしろみのない感じ

シンプルは自由自在

シンプルとは、
単純 簡素 飾り気や無駄のないこと
文字に表すと、余りいい印象はないですね。

では、シンプルな服とは、
デザインやフォルムが定型 無地 定番
ロングセラー 飽きのこない ベーシックカラー

特異な特徴があるわけでもないのが特徴。
だから、どんな風にも染められる
どんな風にもアレンジできる
シンプルは自由自在です。

自由自在があなたスタイルになります。
個性を吹き込んで自由自在に、あなただけのアレンジを作りましょう。

clothes

小物で化けるシンプルな服

デザインが、ほぼ変わらない定番の服。
劣化して買い替えるも、同じ商品番号
需要も評判もいいから不変と考えます。

ずっと着ていきたいと思う服には、シンプルという共通点があります。
その理由として、
シンプルな服には、どんなものも合わせやすいこと
シンプルな服同士でも全く自然
シンプルな服にお気に入りの小物が映える
絶対的に重宝するのです。

スタイリングの究極は、
シンプルな服 + 小物 とご提案したいです。

自分の好みや世界観を表現する小物を選びます。
小物合わせは、トータルなスタイリングにはとても大切なポイントです。
小物上手ならトータルなバランスもバッチリ。

実は、小物を引き立ててくれるシンプルな服こそ効き服になり、
小物次第でシンプルな服が化けるのです。

scarf

3通り以上の着回しが効くシンプルな服

年齢と共にワードローブの量も質も変わっていきます。

合わないサイズ
気恥ずかしい色やデザイン
くたびれた服
これらを手放すのは妥当です。

着回しの効く服の定義ははっきりしませんが、
結局 シンプルなどんな服にも合う服と考えています。

シンプルな服なら、わざわざ着回しをテーマに考えなくても
必然とそうなるのです。

「1着で3通りの着こなしができる着回しの服を選びましょう」
って、聞いたことありませんか?
着回しは3通りで完成なのか?

3パターンのスタイリングをただ見せているだけです。
3通りの根拠は何もありません。
3通りで納得しないでください。
シンプルな服なら3通り以上が当たり前です。

根拠のない情報に振り回されず、
賢く服を着ていくことも年齢を重ねた証です。


年齢を重ねたらますますシンプルな服がいい

結局、どんな服にも合わせやすい
小物が映える
着回しが効く服が一番長く着ていける

飽きのこないカタチやデザインなら、
買い替えてもわけなく同じスタイリングができる

オーソドックス=正統的
クラシカル=古典的
トラディッショナル=伝統的
この要素があるからロングセラーなのでしょう。

若かりし頃からいろいろなファッションを体験してきたことで
簡素なシンプルに辿り着けたました。

シンプルの奥深さに気づくのも年月のお陰です。

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