before/afterをご紹介します。
いつも通り普通に巻いていただいたスカーフストールから
ちょっと手を加えることで雰囲気を変えられます。
色々な巻き方のバリエーションを覚えておくと、おしゃれの幅が広がります。
と同時に、お手持ちのスカーフストールの特徴と相性のいい結び方巻き方をお伝えしています。
青いグラデーションのストール
グラデーションは、巻くたびに決して同じ表情にならないのが面白いとことです。
濃い青と薄い青の配分を変えると表情が大きく変わります。
濃紺の無地の服をお召しなので、グラデーションが引き立ちます。
ご本人さま、首から掛けてひと掛けした巻き方です。
そこで、
このグラデーションの特徴を生かすために、
首にひと巻きして、輪の中にねじりながら差し入れました。
ねじりを緩めてグラデーショの色を引き出して
濃淡のブルーで表情を変えました。
襟を立てて、首元をシャープにしています。
絵画柄のピンクのシルクスカーフ
正方形の張り感の強いシルクスカーフは、使い込むことで馴染んできます。
出番の少なかったこのスカーフでのアスコットタイはフォルムがかなり堅苦しく
存在感があり過ぎる感じがします。
ご本人さま、太めのアスコットタイをしてくれました。
そこで、
しっかりした張り感の美しいドレープでコンパクトなカジュアルスタイルにしました。
お客さまの全体のバランスを見てコンパクトにしたことで、
お顔周りのいい差し色が目線を上げてくれます。
堅い印象がピンクのスカーフで柔らかいスッキリした印象に変わりました。
花柄の大判ストール
100㎝×200㎝のリネン大判ストールです。
薄手で軽い素材なので、巻いてしまえば意外にボリュームを抑えられます。
大きな花柄も赤色も服としては着れなくても、
首元なら面積も小さくなり、とても華やかな印象になります。
ご本人さま、きちんと折りたたんて右側の先端を後ろに掛けました。
そこで、
きちんとしたイメージを残して、折りたたんだストールを
和装の襟元のようなアレンジにしました。
首元にボリューム感ができた上、外れる心配もなく安定しました。
フリンジのあるストール
フリンジのあるストールは動きを作ります。
ご本人さま、縦折りにしたストールを二つ折りにして輪の中に両端を差し入れたループ巻きです。
そこで、
折らすに広げたままのストールをねじってひと巻きして
輪の中に両端を差し入れてました。
フリンジを敢えてばらして動きを作っています。
正面より、左右どちらかに寄せると表情が変わりました。
縁にポンポンのついた大判ストール
縁周りのボンボンのデコレーションがある柔らかい素材のストールです。
ご本人さま、首にただひと巻きしただけでは、ポンポンが規則的に並びます。
そこで、
ボンボンが規則的に並んで見えるより、
ひと手間加えて、ボンボンがランダムに見えるようにしました。
ボンボンが強調され、巻きこなし度が上がってスタイリッシュです。
スカーフやストールの色や素材、
そしてあなたの身長や着ている服とのバランスも見てトータルにアレンジします。
巻き方、結び方は、素材によって相性があります。
お手持ちの素材にふさわしいアレンジを知れば、きっと悩むこともなくなります。
あなたのお手持ちの服や
あなたの体型にも合うアレンジをご提案させていただきます。