職人さんの技術を間近で見てみたい
手業で仕上がる美しい縁を堪能しました。
これを維持していくこと
意外と知られていないかもしれません。

 

エルメスの手しごと展

手仕事 縁かがり

エルメスの職人技を披露してくれるイベント。
どうしても、縁かがりの職人技をこの目で見ておきたかったのです。

スカーフ一枚一枚、縁の仕上がりが違うことをご存知でしたか?
大きく分けると
立体的な縫い目の縁は職人の手業
平面的な縫い目の縁は機械での縫製
お手持ちのスカーフの縁に一度注目してみてください。
どちらがいいか悪いかではないです。
たかが縁ですが、表情の違いです。

エルメスは、職人の手業で縁をかがっているので美しい立体的な縁に仕上がっています。

これは、手巻き縁縫い
スカーフの縁を丸めながら、丁寧にひと針ひと針進めていきます。
キャリア云十年の女性職人が、その技を披露してくださるのです。
88㎝×88㎝のスカーフの縁を40分で完成させる熟年の職人技に感動ものです。
時折見せる笑顔の余裕
職人の熟練
ブランドの誇りに繋がります。

エルメス 縁かがり

 

縁を守る

このひと針ひと針の手業を拝見しましたら
この縁の立体感を維持することを傍らで教えていただきました。

アイロンを当てるときは、
この縁をつぶさないように、縁の手前でストップ!

職人さんの丁寧なひと針を拝見して、
この縁は守るべきと伝えていかなければと、
使命を授かった気がしました。

お手持ちのスカーフの縁が立体的なら、間違いなく手業ですので
どうぞ大事にしてください。

この立体的な美しい縁は、
トリミングのようにアレンジを引き立ててくれます。
ぜひ、守っていきましょう。
わたしからのお願いです。

シルクスカーフの表裏を見分ける方法

スカーフの裏表の判断を
縁の縫い目で判断されるかたが殆どです。

ところが、手業の縁かがりは、表側に丸める場合と裏側に丸める場合があります。

表側に丸めた縁かがりは、表を裏と勘違いされても当然かもしれませんが、
柄の濃淡から
濃い方が表
淡い方が裏 と一般的に考えます。

縁の縫い目だけでなく柄の濃淡も一緒に見て判断してください。
もし、迷ったら柄を優先にしてください。

縁より柄で表裏を判断しましょう。

 

手業の縁でも
機械縫製でも
スカーフ一枚の完成には、色々な人の手が関わっています。
完成の裏側を想像してみると、
大切に愛用していきたい想いも生まれます。

わたしの心には、ひと針の手業が刻み込まれ、
伝えていきたい決意も生まれました。