3.11の震災から、防災の意識が高まりました。
知っているのと知らないのでは大違いです。
わたしは、スカーフストールのスキルが非常時に役に立つことをお伝えしています。

防災講座

防災講座は、主に4名の講師陣とコラボした内容になっています。
防災減災の基礎
リラックスのためのレクリエーション
防災のための整理収納
ポリ袋クッキング
わたしの持ち時間は、だいたい20~25分で
「非常時にストールが役に立つ!」

この意識を持ち続けてもらいたいという共通の想いがあります。

防災

ストールを一枚の布として考える

わたしは、
外出先で災害にあった場合
避難生活での現場
を想定して役に立つことを伝えています。

ストールを持っていたなら、
俄か防災頭巾で頭を保護する
口元にぐるぐる巻いて煙から逃れる
カーテンとして仕切る
寒かったら羽織るなど

ふたつの仮定からスカーフストールのスキルを使った活用法を伝えています。

ファッションアイテムだけでなく、
一枚の布として考えれば、非常時や防災減災にも多様性に富んだ活用ができます。

月日が経つとどうしても記憶が薄れていく震災。
3.11を迎えるこの時期に講座を開く意味を深く受け留めています。

備えあれば憂いなし

重みのある言葉です。

外出先で被災にあったら

ストールやスカーフ、手ぬぐいや大判ハンカチなど持っていたら
頭や髪の毛を守るために使います。
大判ハンカチはマスクにして粉塵や煙から守ることもできます。

お出掛けの時は
1~2枚何かしら布を携帯していただくことをお薦めします。

ここで注意していただきたいのは、火気です。
布の素材にも特徴があり、化学繊維は着火すると一気に燃えます。
そして、有毒ガスも発生させます。
火には細心の注意をしてください。

反対に、木綿や毛は着火しても気がつかないことがあります。
じわじわ燃える特徴があるからです。
熱く感じたら、燃えていることも疑うことです。

知らないよりは知っておいたほうがいい知識です。

 

避難生活では

ストールで、防寒 日除け 虫よけなどで使えます。
仕切りカーテン、おんぶ紐、授乳ケープ、我が家の目印として旗やのぼり
三角巾、包帯、風呂敷
色々な用途に使えます。

時には、裂いて 結んで 広げて 折り畳んでと
自由自在に形を変えられるのが大きなメリットです。

濡らしても乾けば、また違う用途に使うこともできます。

ストールでも手拭いでも布物を数枚持ってお出掛けください。
防災リュックにも必ず入れておいてください。
使っていない布でいいですから。
役に立ちます。

自分の身は自分で守るしかないのです!

 

受講者さまの声

・いろいろ活かせるとのことだったので、これからはタオルハンカチでなく、
大きなハンカチを持ち歩こうと思います。
・スカーフなどはあまり持たないのですが、子供用のブランケットは必ず持ち歩くので、
使い方をいろいろ考えたいです。
・いろいろな活用法があることがわかりました。
・身近にあるもので、出先での行動も参考になりました。
・日頃遣いのものも使えるところが為になりました。