正方形のシルクスカーフの基本の折り方にバイヤス折りがあります。
この折り方は、基本中の基本です。
バイヤス折り
シルクスカーフの基本の折り方は数種類あります。
その中で、バイヤス折りからのアレンジが大変多いのです。
この折り方の手順は
スカーフに関連の協会によっても異なり、
スタイリストさんが提案しているものもそれぞれなんです。
わたしが知っている限りでは、5~6パターンくらいあります。
日本スカーフ協会のスキル
わたしが初めて習得したのは、日本スカーフ協会のバイヤス折りです。
その頃は、これしかない、これが正しいと理解していました。
裏を上にして、右角と左角を手幅をとり
内側に折ります。
親指のところで折ります。
角を中心に上下の縁で手幅を物差し代わりにして折るところの目安にします。
手前側と外側を折ってできた幅の1/3手前から折り、外側も重なるように折り返して完成です。
日本スカーフコーディネート協会のスキル
日本では、スカーフは四つ折りにしてたたみます。
その縦と横の折り線の交差したところが中心となります。
中心点を目指して折り始めるのが、日本スカーフコーディネーター協会のバイヤス折りです。
正確には、中心点より少し先まで手間から折り返します。
反対の角を手前の折り山目指して折り返します。
できた幅の1/3、1/4 、1/5で太さを調整します。
わたしのカリキュラムでは、
日本スカーフコーディネーター協会を基にアレンジしたバイヤス折りをお伝えしています。
スタイリストさん発信のバイヤス折り
上記と同様に、スカーフの中心点が起点です。
手前と反対の角を中心点で合わせて、
手前から反対から同じ幅で数回折って完成です。
同様に中心点で合わせて、
そのまま二つ折りにしていく折り方もあります。
あとは、これらのパターンを少し変化させたものになっています。
余談ですが、「折り方」「結び方」の呼称も異なったりするのです。
仕上がりの違いは先端
どれが正解はありません。
伝える側のスキルやネットなどの情報によって違うだけです。
気に入ったバイヤス折りを使って下さい。
仕上がりで大きく違うところは、先端です。
ネクタイのように先が左右対称に整っているか、
剣先のようにシャープな先端になっているか、だけです。
基本のバイヤス折りがきちんとできれば
仕上がりは数段美しいです。
それは、正確に基本の折り方を守れば、
アレンジで崩しても美しく仕上ってくれます。
美しくないアレンジより
美しいアレンジの方がもちろん素敵です。
きっと目を引きますよ。
スカーフを美しく装っているだけで上品な印象になります。
正方形のシルクスカーフは基本からアレンジしてください
正方形のスカーフには、基本の折り方や結び方があります。
これを習得しておくと、美しいアレンジに仕上がります。
スカーフの基本の折り方?結び方?
そんなことすら知らなければ、ただ巻いて結ぶだけです。
知らないなら、それなりに使えるのです。
が、仕上がりがきれいじゃない
上手く結べない
こんな気持ちになったら、使いたくなくなりますね。
残念ですが、正方形のスカーフ離れの要因です。
スカーフは基本の「折り方」「結び方」でアレンジしてください。
ストールは、雰囲気で巻いてください。