数年前にスヌードが店頭に並び始めました。
最初から輪になっているので、
そのまま頭をくぐらせたりで簡単に首元のおしゃれができることで人気になりました。
ところが、「スヌードってこれしかできない?」とよくご質問されます。

定番のスヌードアレンジ

スヌードは、
マフラーの端をなくした筒状の首に巻くもの
素材は、ニットやファーで長さや太さもいろいろ

定番は、そのまま頭をくぐらせる
または、二重にして頭をくぐらせる

ここでご提案するスヌードは、
ニット素材で
幅30㎝、長さ70㎝なので輪の円周は140㎝くらいです。

スヌード

これは、薄手でサイズも充分なので
二重に重ねて頭からかぶったアレンジです。

きちんと折り畳むと平面的になりますが、
折り畳まず立体的でもこもこした感じの方が雰囲気がいいです。
全体を縦長にして首元をスッキリ見せることをお薦めします。

二重に重ねる方法は素材にもよりますが、
きっちり重ねるよりは内側と外側を少しずらして
ボリューム感をなだらかにした方がカッコがいいです。

多様なスヌードアレンジ

二重にした内側の輪を首にピッタリさせ
外側の大きく開いた輪は、
前身頃の合わせのように畳んだアレンジ

ジャケットやコートの中に適しています。

スヌードアレンジスヌード

 

輪にせずに幅も半分に畳んで長方形にします。
首に掛けて、フラットなそのままを片方の輪に差し入れます。

スヌードのループ巻きですね。

スヌードアレンジ

 

輪にせず長方形にして
結べる長さがあるなら結ぶだけのアレンジです。
基本の掛け方AとBですが、
Aは右の先端を上にしてクロスさせ、
Bは上の先端を下から輪にくぐらせた結び方と
下の先端を輪に上からくぐらせた結び方です。
これらは薄手の方がかなり適しています。

左がA  右がBです。

スヌードアレンジスヌードアレンジ

 

二重にした外側をフードにします。
フードの着脱が簡単です。

スヌードアレンジ

 

スヌードを羽織る

スヌード

 

 

 

 

 

 

 

 

スヌードを広げて襟を作って肩に掛ける
まるで、ベストを羽織っている感じですが、
後ろは丸開きです。

 

スヌードアレンジ

コートやジャケット、ニットの上から
肩を落として羽織る感じ
ショールのような羽織り方です。

ストールをスヌード風にする

スヌード風

普通のストールの両端を結んでスヌードのように輪にします。
8の字にして下の輪を頭にくぐらせれば
スヌード風なアレンジの出来上がり。

ストールの両端を結べば、スヌードにできることを知っていただきたいです。
こちらも結び目がない方を広げて、
頭にかぶればフードになります。

スヌードは、スヌードの使い道しかないですが、
普通のストールならスヌードもどきもできます。

輪に頭をくぐらせるだけで
手軽に首元の防寒になれば機能性を重視した使い道です。
スポーツウェアのネックウォーマーと変わりないですね。

ファッションアイテムとして考えるならば、
くぐらせるだけでなく、ひと工夫はしたいもの

お手持ちのスヌードやストールが
ひと工夫次第でいろいろな表情になるのが魅力なんです。