秋の気配と共に、
だんだんと外の景色が静かにになってきます。
着る服の色も、圧倒的に暗めのアウターが多くなります。

ダークな色に光りを巻く

明度の低い色の服では、
暗いだけでなく全体的に重たい雰囲気になってしまいます。

日照時間の短さ
陽の光の弱さ
紅葉の落ち着いた鮮やかさの景観が
暗い色を選ぶ要因かもしれません。

渋い色が秋色と納得できるのも
日本人気質に沁みついた季節の色の認識からと考えます。

色の明度の高低は
重量を感じます。

明度が高ければ、軽やかな感じ
明度が低ければ、重たい感じ

全体に重たい感じなら何とか軽量化を試みます。

首元に光沢のあるシルクスカーフで
光を持ってくると重心が上に上がってきます。

光の効果で重量を操作できるのです。

輝き

 

色を巻く

暗い色合いで全体をまとめがちなスタイリング傾向。
年齢と共にくすみも気になるところ

全体にくすみを感じるなら
何とか新鮮味を加えたいものです。

首元に明るめの色みを加えてあげるだけで
ダークトーンに明るさが宿ります。

例えば、
黒いコートに鮮やかな赤を合わせると
かなりコントラストの強い組み合わせになりますが、
鮮やかさで明るさを加えてくれます。

同じように黒いコートに落ち着いた渋めの赤を合わせると
色調が似ているので馴染ませた組み合わせになりますが、
暗い黒と渋い赤でゆるやかな明暗はありますね。

同じ「赤」という色でも、
見た目の印象が変わること想像できます。

 

赤と黒

彩光を巻く

色と光の効果を持ち合わせて
彩のあるシルクのスカーフを巻くと
W効果で巻き映えのするスタイリングになります。

ノーカラーなら、
基本のバイヤス折りをして
くるくると巻いて結ぶとなかなかのいい味わいです。

こういうスタイルがハマるのは、
重ねてきた年齢の素性がモノをいうのです。

目利きとさり気ない箔が
シニアには似合うと思いませんか?

マダム

 

首元一枚の効果

一枚の色や光の効果は、服との関係性で印象が変わります。

コントラストを強くし過ぎると、その人が負けてしまうこともあります。
派手さばかり目立って、下品なイメージに映ってしまっては残念です。
自分にとってマイナスなことを把握しておくことは、とても大切です。

首元の小さい面積ですが、
その一枚でイメージを左右することも覚えておくといいですね。

これからの季節は出番も特に多くなります。
自分がどんな風な印象を持ってもらいたいかを意識して
首元の一枚で操作するのもひとつのテクニックです。

華やかさ
艶やかさ
柔らかさ
どれも程よくが一番かもしれません。

過剰なもの
盛りすぎ
やり過ぎは、好感を得ることも少なく、マイナスイメージになり兼ねないです。