商業地に出掛けていくと、いろいろな人に遭遇します。
服の着かたを観察してしまいます。
良くも悪くもインパクトある出会いがわたしの教材です。
目に飛び込んでくる衝撃
遠くからでも目立ちます。
「え~、それ着ているのか!?」
60歳を超えている女性。
ブライトなイエローカラーの上下です。
とにかく、カタチが古い。
だいぶ前のものと思われます。
遠目で見て、傷みもなく
きっと、サイズもその頃と変わっていないのでしょう。
「古臭い」「時代遅れ」を感じるのは間違いなくカタチです。
肩幅が大きく、タイトなスカート
サイズはよく見るとやや大きく、
イエローが迫ってくる感じでした。
どうして、その服をまだ着るのか?
その心理を想像してみたい。
「古臭い」「時代遅れ」と感じない?
イエローは若々しく見えると勘違い?
気に入ってる?
時代遅れを感じること
ぬのこころは、
眠っている服やスカーフストールを使ってもらいたいと活動しています。
眠らせておくには勿体ないからのエコロジーを意識しています。
この意識も、人によって捉え方が違うのが当たり前。
服には、賞味期限があるといわれています。
その観点は、
傷みや変色などの劣化
古いカタチやデザイン と考えています。
劣化は目に見えて判断できますが、
まだ着れるからとカタチやデザインは見過ごしてしまうのかもしれません。
肩パットは古いと感じられるけれど、
カタチとなると感じられない。
サイズで「着られる」と判断
傷みもないから「着られる」と着る
その判断は、間違いではないけれど
時代を感じ過ぎてしまう
それを着てしまうことが、勿体ない
ここは、エコロジーではなく、
選び方の問題ですね。
結局、自分自身です。
主役であるあなたが、マイナスに見えてしまう
服でも身につけっるものは
あなたを輝かせるものと考えませんか?
その感覚に気づいてほしいな
ちょっとの方向転換でご提案
ブライトなイエローカラーの上下を着てお出掛けする心意気を汲んで、
考えてみました。
上下のツーピースということで、スカートだけを選びます。
フラットなスカートでしたので、
トップスをライトグレーのサマーニットと合わせてみてはいかがでしょうか?
ロングのネックレスでも添えていただければ、
今昔ミックスのスタイリングです。
分けて別々に着てみることで、時代をぼやかすことができます。
トップスのカタチが古臭さの原因です。
正直、着る人の気持ちを汲んだご提案にも限界があります。
「頭から足まで服や小物を揃えて着てください」と
与えれたものなら間違いないでしょうが。
お金を払って、プロといわれているその道の人に選んでもらうのもいいですが、
依存はいけません。
選んでもらった理由を参考に
これからは自分で選んでいけることを時間を掛けても目指して欲しいですね。
何事も自分次第です。