「グレイヘア」のワードが雑誌やTVを賑わせています。
これもメディアが仕掛け人ですね。
「グレイヘア」と呼ばれたい
「グレイヘア」に前向きなのは、50代後半~70代前半の女性。
20代の頃、「an・an」や「non・no」を愛読し個性的なファッションを楽しんだ世代。
わたしらしさを表現するファッションで
若さや女らしさより、「わたしらしさ」で勝負する「グレイヘア」世代。
小奇麗にしている
外見を気にする
白髪染めをやめるきっかけが欲しい
気持ちを共有したい
メディアや雑誌、インタビューからの共通点が見えてきます。
確かに、白髪染めをやめたいと悩んでいた人には
いい後押しになってくれていることは間違いないです。
白髪染めのストレスから解放されたい気持ち、よくわかります。
ですが、女性特有の仲間意識の連帯感から
団体?コミュニティ?みたいになっているようです。
白髪染めをやめる仲間が欲しい
前へ進めるならと同じ気持ちの人が集うのでしょう。
アンチグレイヘア
案の定、アンチ派の意見が出てきましたね。
「意識の問題」
「外見への手抜き」
「開き直り」
白髪を染めることで、きとんとしている
年齢をとったら身なりに気を遣うのがマナー
確かにそう思うのも一理あると納得です。
アンチの言い分が世に出ると、
「白髪染めをやめても、トリートメントなどのお手入れには手を抜かない」
艶のあるグレイヘアを目指すなら、お手入れを、と。
キラキラした髪飾り???
自然体なとか言っても、
そこにキラキラは不自然じゃありませんか?と疑問を持ちます。
グレイでも輝かせるところは、
グレイヘア後の晴れ晴れと生きていく様を見せていくことです。
一時、メーカーが白髪染めが売れない心配もあったようですが、
今のところ、そこまでではないらしい。
ロマンスグレイの危機
「ロマンスグレイ」って言葉、覚えていますか?
最近、聞かないなぁ
中年男性の白髪混じりの紳士のことをいいますね。
男性の白髪は、ダンディで落ち着いた雰囲気や余裕さえ感じさせます。
ロマンスグレイとただの白髪交じり
ポジティブかネガティブか
ところが、時代と共にロマンスグレイが忘れられそうな勢いの「グレイヘア」
ロマンスグレイを
「白髪(はくはつ)交じりの紳士」と表現していました。
「しらが」ではなく「はくはつ」
読み方が違うだけで格差を感じてしまいます。
「はくはつ」は上品でハイセンスな印象です。
比べて、「しらが」は庶民なファッションに興味もない普通な印象ですね。
メイ首相は「はくはつのきれいなイギリスの首相」と言いたいです。
「はくはつ」はわたしの中では最上級
女性版「ロマンスグレイ」ありでしょうか?
「ミセス・ロマンスグレイ」
流行で白髪染めをやめたわけではない人もいます
先に述べたように、
このブームに後押しされてグレイヘアへの道を選んだ人は少なくはないはず。
反対に、わたしのように、このブームの前からとっくにやめた人間も多いのも事実。
ところが、同じ括りににされてしまうのが
使命感のあるグレイヘアではないですからと。
わたしもグレイヘア?
因みに、わたしは白髪にアッシュカラーを入れているので
グレージュカラーです。
こちらの記事「グレイヘアスタイル」「白髪染めをやめて生まれ変わる転換期」でも伝えています。