秋冬の季節になると、スカーフやストールの巻き方の本が
必ず出版される傾向にあります。
ところが、「意外と役に立たない」という声も聞くのはなぜでしょう?
問題点をこっそりお伝えします。
HOWTO本のストールは、
手持ちのストールと同じでなければ同じに巻けるはずない
HOWTO本に掲載されているアレンジは、いかにも魅せる感じです。
完成した仕上がりと同じようにできていますか?
せめて、素材感とサイズは同じでないと不可能です。
あなたの手持ちのストールは、それと同じですか?
使われているストールはスポンサーの宣伝目的です。
カメラの位置のポイントがズレてます
コマ送りの画像は一見親切ではありますが、
カメラの位置が悪いので、
どこに差し入れたらいいのか?
どこから引き抜いたらいいのか?。。。とてもわかりにくいです。
これは、巻き方を伝えるスキルを企画サイドが知らないからです。
人間は、文よりも視覚的な画像からのほうが理解しやすいです。
見よう見まねができます。
解説文は適切ですか?
巻いた後のひと手間は伝えてくれません
巻く前の扱い方はきちんと伝えてくれていますが、
巻いた後については全く伝えてくれません。
巻きっ放しでは、そこそこの仕上がりです。
巻いた後のひと手間に仕上がりの差が間違いなく出ます。
巻く人の身長や体型などは考慮されていません
結局は、モデルさんで判断しています。
巻く人の身長も体型も考えらていません。
モデルさんならスレキに見えないわけがないです。
巻く人の身長や体型で
アレンジのボリューム感やバランスを調整します。
スタイリッシュに巻くだけでなく
全体像ですてきに魅せることまで伝えて欲しいですよね。
巻いた、
はい、出来上がりではないので。
HOWTO本は、ストールのカタログ
ステキなモデルさんで高価なストールの通販カタログのようです。
既に出版されたHOWTO本には、
ただ左右を入れ変えただけ
ストールの種類を変えただけ。。。その程度のページもあります。
実用的でなければHOWTO本の役目はしていません。
ぬのこころは、
現場で経験を積んできたからこそ
HOWTO本の欠如や不満をお伝えしました。
HOWTO本も動画も、ここまでが限界なんでしょうか?
やっぱり、対面でお伝えすることに価値をおきたいです。
あなたのお手持ちと向き合えることもできるから。