タートルネックの季節です。
スカーフを巻きたいけれど、どうしたらいいのか悩みどころですか?
タートルにinなら、ミニスカーフがお薦め
タートルネックの中に装って、チラリとスカーフが見えたりすると
とってもスタイリッシュな雰囲気になります。
あくまでも、チラリです。
中に巻くのですから、余り厚ぼったくはしたくないもの
ネックの部分の見た目が不自然に太くては、スカーフを巻くことで台無しです。
防寒もあり、
おしゃれ心もありが理想ですね。
やはり、中に巻くのなら
小さめのスカーフがお薦めです。
ミニスカーフ、プチスカーフ
サイズは、おおよそ55~75㎝四方のスカーフです。
薄手で柔らかなシルク素材なら言うことなし。
巻き方は、
① 対角線で三角に折って、角を正面に、両端は後ろで交差して前で結ぶアレンジ
② バイヤス折りをして、フラットに首に巻いて結ぶアレンジ
いずれにせよ、小さめなスカーフなので、
結んだりするのには対角線で長さを調整することになります。
できたら、結んだ方がズレにくく外れにくく安定するでしょう。
タートルと合わせてみると、こんな感じになります。
三角に折っても、見えるのはスカーフの折り山の部分だけ
右は、フラットに巻いて、結び目をチラッと見せています。
どちらもタートルからスカーフがチラリ、これがポイントです。
inでなくタートルネックにアレンジするには
これは、ミニスカーフをバイヤス折りして結んでいます。
左右の先端の長さを、微妙に変えて動きを出します。
一番のポイントは、
結び目をネックラインより下にさげてアレンジすること。
なぜなら、下にさげることで
タートルネックとスカーフの間のVゾーンが
見た目スッキリの首元にみえるからです。
結び目を下げることは、
タートルに限らず、お顔回りがスッキリみえるひとつのワザです。
同様に、
レギュラーサイズ(90×90㎝)のスカーフアレンジでも
タートルとスカーフの間にすき間を作って
首元からお顔周りに至るまで、
スッキリした見た目を作りましょう。
ここでも、
スカーフは、首元から下にさげてアレンジすることが
ポイントです。
ミニスカーフより存在感がありますね。
ニットとスカーフの素材感の相性
ニットの素材感には、毛糸の太さが関係してきます。
細い糸構成のハイゲージ
太い糸構成のローゲージ
糸の太さで、厚みや編み目の粗さで同じかたちでもイメージが変わりますね。
ハイゲージは、薄手でからだにフィットする感じ
ローゲージは、ざっくりしてからだとの間に空気の層がある感じ
そこで、
ニットに合わせるスカーフの素材感にも意識を持っていただきたいです。
例えば、
ニットのタートルに
透け感のある薄手のスカーフをアレンジすると、
とっても貧相に見えてしまって
これなら、巻かない方がいいかもしれません。
同じ薄手でも透け感のない素材なら相応します。
ついでながら、首元にinして装うなら透け感のあるスカーフはOKです。
更に、しっかりした素材感のシルクスカーフなら、お互いに相性抜群です。
何が言いたいのか、
それは、お互いの素材から見える重量感です。
ニットの糸の太さ
どこに装うかで
素材を確かめてスカーフを選んでもらえたらいいですね。
先にもお伝えしましたが、
糸が太くなればなるほど、
透け感のある薄手のスカーフでは
スカーフとニットのバランスが崩れ、
マイナスになってしまいます。
透け感のない薄手でもないスカーフなら、
ゲージから感じる重量感との差は感じられません。
ゲージとスカーフの素材との重量感をバランスよく調えることで
お互いの素材がマッチングしたスタイリングになるのです。
折角、シルクスカーフを巻いていただくなら
ニットと相性のいい素材のスカーフで
あなた自身が更にステキに見えたら
「巻き映え」ってことで気分のいいものです。
タートルネックに関する記事はこちら
どうぞ、ご参考までに。