思い切って、協会認定講師のウラ事情をお伝えします。
認定講師の資格
協会認定講師の資格取得には、協会にカリキュラムを段階的に受講することから始まります。
その後、講師を目指すなら認定試験を受験して合格することで認定講師を取得できるシステムです。
もちろん、受講料 試験受験料 認定料 協会年会費 (補講料)を支払います。
わたしのプロフィールをご覧いただくと、
「日本スカーフ協会」と
「日本スカーフコーディネーター協会」の認定講師と記載されてます。
「日本スカーフコーディネート協会」は退会のため、認定講師の資格を喪失。(2018.3)
わたしが、スカーフを学んだ動機は資格を取るためではありませんでした。
スカーフアレンジを学びたく、カルチャーの講座を受講したことからが始まりです。
かつて、わたしもスカーフの巻き方を知りたかった受講生だったんです。
たまたま一緒に学ぶ仲間や講師のお誘いに乗って
「認定講師」までたどり着くことができました。
教える立場になるなんて夢にも思っていませんでしたので、本当に不思議です。
話しが脱線しましたが、
協会のカリキュラムは基本の内容です。
「基本のキ」を知っておくことは、どんなことにも一番大切なこと。
土台はきっちりと習得しておく必要があること
今も肝に銘じております。
何度も繰り返し
何度も繰り返し
繰り返し練習するしかないんです。
初心者の受講生から段階を踏んで、「認定講師取得」
お陰で、スカーフを美しく装うスキルを身につけ
今では、講師として活動しています。
協会のウラ実情
実は、スカーフ関連だけでも5~6の協会が存在します。
いずれも、ネーミングを変えて認定講師を養成しています。
その協会の講師を名乗るには、年会費を収めるシステムです。
年会費で経営している
所謂、協会ビジネスになっているところが殆どなのが実情です。
わたしの持つ認定講師の「日本スカーフ協会」は現在休止しています。
こちらは、日本で初めてスカーフアレンジを伝える講師養成する先駆者と言えます。
こちらの協会は、年会費は一切ありませんでした。
「A」は、「日本スカーフ協会」をベースに同代表が新たに立ち上げてます。
資格の区分も今は細分化しています。
横浜スカーフ振興会が支援しています。
「B」は、「日本スカーフ協会」のカリキュラムを丸コピーして、ファッションスキルとタイアップした団体です。
「C」は、「B」の協会から独立して新しく立ち上げた協会です。
「日本スカーフコーディネーター協会」は、ファッションスキルとタイアップした団体です。
仏人のチーフ講師を中心に、年会費や協会認定講座開講時のマージンを徴収します。
「D」は、ファッションスキルとタイアップした団体。詳細不明
「コーディネーター」と「認定講師」の肩書のため、年会費をお支払いしている「日本スカーフコーディネーター協会」。
認定講師を増やして、生徒を募って認定コーディネーターと講師に導き、協会が潤うシステムです。
その為に、講師は協会の教本やリーフレットなどを購入して講師料や認定料は%でいただきます。
内容もマニュアル通り。
講座開講の手続きもマニュアル通り。
協会認定とはそういうことです。
協会に属さない理由
わたしは、今どこの協会にも所属していません。
わたしなりの理由があり、無所属にしました。
(日本スカーフ協会は休止なので)
マニュアルや既定に添ったものでは限界があり
わたしが経験と実績で積み重ねてきたものが活かされないと判断したからです。
所謂、ファッション系は
キラキラした派手な雰囲気がわたしには居心地が悪かったのも事実です。
わたしは、毎日の暮らしに浸透することがコンセプトのひとつであり
ファッション特化では、わたしがお伝えしていきたいこととはかけ離れていました。
基本とわたしの経験と実績を合わせたオリジナルなスキルをお伝えすることが
自分が納得できたことなんです。
自分が納得したことでなければ、わたしは人様にお伝えすることはできません。
そう言えば、あるコンサルタントさんから
「あなたも協会を立ち上げてビジネスにしたら?」とアドバイスされたことがあります。
わたしの積み重ねてきたスキル全般を協会ビジネスに替えるなんて
そんなこと考えてもなかったです。
今も全くありません。
くどいですが、
わたしのスキルは、養成講座で得た基本に加えて、自分の経験と実績から得たスキルであり、
オリジナルで成り立っています。
これからお会いする皆さまから得るものは、わたしには新たな経験になり
スキルとして身についていきます。
常に皆さまのお陰で精進させていただいている次第です。
これからも
わたしでしかお伝えできなことを
皆さまに還元していくことに変わりはありません。
わたしの知的財産です。
なぜなら、「B」は最初の師匠のカリキュラムを丸パクリして、ちゃっかり団体を立ち上げているのですから。
違反ではないですが、人道的に残念です。
これは、料理のレシピでもよくあることと枝元なほみさんからお聞きしました。
彼女も悔しい想いを何度も経験しているそうです。
レシピに著作権はなく言ったもの勝ちだそうです。。。
手順であるスキルを盗まれても
わたしでなければできないことは真似できないと確信しています。
お一人お一人に寄り添ったスキル。
一枚一枚の特徴を生かした工夫
言葉や文字では表現できないことなんです。
わたしがお一人一枚に向き合う熱量と気持ちが全てです。
協会に属さなくとも
真っ当な気持ちで
皆さまが笑顔で喜んでいただけることなら
谷川のスキルをスカーフに生かしてください。
加えて、協会によって、基本も違うことも伝えています。
>>>こちらも参考にしてください。
ぬのこころ 谷川のオリジナルなスキルで
スカーフを美しく巻いてみたい方は、どうぞこちらまで。