スカーフには、シルクだけでなくポリエステルの素材があります。
海外では、ポリエステル素材が意外に多いです。

スカーフという定義

スカーフとは、主に女性が装飾用に身につける”木綿” “麻” ”絹” “ポリエステル” “ウール” でできた正方形の薄手の布のこと

余談ですが、
正方形は一辺が88㎝四方が標準です。
それより、大きいもの一辺が105㎝四方や120㎝四方などを大判サイズ
標準よりちいさいものをミニスカーフ、プチスカーフといわれています。
ちいさいものは、一辺が75㎝四方や68㎝四方、53㎝四方など幅広いです。

話を戻して、天然素材から化学繊維の範囲で定義されているようですね。
わたしは、フリンジのない長方形、ロングスカーフも当てはまると考えています。

ここでは、シルクとポリエステル素材の視点からお伝えします。

横浜スカーフ

(横浜スカーフ)

シルクについて

シルクには、絹糸の光沢と発色が合わさって高級感があります。
何より素肌に近い成分なので、肌触りもよく静電気も起こりにくい特徴があります。

が、静電気については、個人差があることがここにきて分かりました。
対策としては、静電気防止スプレーをご提案しますが絶対ではないです。

さて、
シルクのスカーフなら、しなやかで美しいドレープを手間なく施すことができるのです。
素材が素晴らしいとアレンジの完成度が違います。

保湿性も高いので首元の装いには最適です。

新聞の記事(2019.2.27)より、
アナウンサーは声が命。
喉のケアにシルクのスカーフを巻いて病から守っているとか。
シルクは冷えを取り、自然素材は悪しきものを吸着してくれる。
喉が痛いときはシルクのスカーフを必ず巻いているそうです。

ただ、お手入れには手間が少々掛かります。

クリーニングにお願いすることが主流ですが、
クリーニングの頻度が高くなるとせっかくの素材感が失われます。
頃合いをみて、クリーニングにお願いすることをお薦めします。

最近は、シルク用の手洗いできる洗剤も多くなりました。
水に濡れている時間を短くするために、洗剤は適量ではなく極々少量
摩擦に弱いので優しくふり洗い、またはネットに入れたままふり洗いも
すすぎを充分にしてタオルドライで陰干し
生乾きのうちに中心から放射状にアイロン掛けをすると仕上がりが楽です。

虫食い予防に防虫対策も忘れてはならないです。
わたしは、天然のものシダのブロックを使用しています。

 

ポリエステルについて

ポリエステルは石油を原料とした化学繊維です。

滑りやすく、速乾性が高いです。
大変丈夫なので、洗濯にも強く虫食いの心配もありません。

シルクと比べると、不自然に光沢感が強くテカリのようです。
正直、シルクの光沢をご存知ならば、そう感じざるを得ない。

手触りやアレンジの感触も、全てではないですが劣ります。

本場ヨーロッパでは、スカーフの歴史も深く
日常遣いのアイテムからか扱いやすいポリエステルものが思ったより多いことを知りました。
お洗濯や強度が関係するのか、
実は、ちょっとしたブランドでも高級感のあるポリエステルスカーフが存在しています。

ポリエステルは、原料が石油なので可燃性が強く燃えると有害ガスが出るのも特徴です。
スカーフに限らず、衣類全般にも危機管理の意識は持ちたいところです。

シルクスカーフ

日本では、スカーフの装いは
特別な日、フォーマルな席やきちんとした服に合わせる
敷居の高い扱いのようなアイテムと思われがちなところがあります。
カジュアルに装う傾向もみられますが、
残念ながら、まだまだ敷居の高さは根強く残っています。

素肌に巻いてみると、
シルクは肌に優しいうえ、汗をかいても蒸れにくい特徴があります。
これは、快適にスカーフを巻くことができる
比べて、素肌に巻いたポリエステルは異様に蒸れます。
服地でも夏のポリエステルは避けたいですものね。

どちらも、使用後は冬でも部屋干しすることをお薦めします。
大なり小なり、湿気を飛ばすためです。

ご購入の最優先の決め手は、圧倒的に「色柄」が多いです。
素肌に巻くことを考えたら、素材を最優先に考えてもいいのかもしれません。
人工的なやけに光るポリエステルより、絹の上品な光沢は本当に美しいです。

横浜のスカーフは伝統を守りながら美しいものばかりです。
スカーフ発祥の地、横浜
地場産業を応援する気持ちで
あなたにも一度ご覧になっていただきたいです。

シルクとポリエステルの違いをきっちり理解していただくには、
実際に見て触って巻いていただくのが一番です。

ステキな色柄に一目ぼれしたら、素材はポリエステル。。。
あきらめるか?
それはそれで、いいのでしょう。。。(笑)
無理強いはしませんので。